高くてびっくりする生協おすすめPC
春から大学生になる子供のために、大学側から提示された「特別価格」のノートPCの価格を見てびっくりしている親御さんが多い時期かと思います。
[大学側がおすすめしているPCのスペック]
CPU:intel Core i5(10世代 or 11世代)
メモリ:8GB
SSD:256GB
画面サイズ:13~15インチ
マイクロソフトオフィス付き
だいたい、こんな感じで価格が15万~18万と言った感じです。
大学おすすめPCの場合、大学生活が始まり、何か不都合や不具合があった際、生協や大学側に助けを求めることが出来ます。大学側も勧めてきた以上、ある程度面倒は見てくれると思います。
また、授業も、おすすめPCの利用を前提に行われるので、個人で用意したPCとの違いで不都合があっても教授レベルでは対処できない場合もあるでしょう。
個人で別のPCを用意した場合、こういった問題や不都合に対し、自分で対処する必要があります。
高いお金を払う「大きな」理由はここです。親・子供ともにパソコンに興味がない場合は大学のおすすめPCを購入しておいたほうが無難でしょう。
個人で用意する場合の実用的なおすすめスペック
単純な機械の性能ではなく、この先4年間使うにあたり実用的な観点からおすすめするスペックです。(専門的な用語・単語はあまり使わないように、初心者向けの説明になっています。)
CPU
intel Coreシリーズでも、AMD Ryzenシリーズでもどちらでも良いですが、それぞれの「実用的」なメリット・デメリットを書いておきます。
私は仕事で、両方のCPUを搭載したノートPC(大学がすすめる程度のスペック)を使うことがありますが、正直両方とも一長一短でハッキリどちらが良いとは言えないので、以下のメリットデメリットを読んで判断してもらいたいと思います。
intel Coreシリーズのメリット・デメリット
・メリット:動作が安定している。画面表示を担うGPU部分とwindowsとの相性が良く、安定している。
・デメリット:負荷がかかるとPCがかなり熱くなる。メーカー・モデルによってはキーボード、手を置く部分、本体底面部がかなり熱を持ちます。
大学での一般的な利用方法ではそこまで負荷がかかる場合は少ないと思いますが、実用上、結構不快な場合も多いです。
おすすめのモデル:intel Core i5 、 Core i7という表記になっているもの
AMD Ryzenシリーズのメリット・デメリット
・メリット:intel搭載モデルよりも1万円ほど安い場合が多い。
・デメリット:画面表示を担うGPU部分とwindowsと相性が悪い場合があり、突然フリーズする等問題が発生する場合がある。
必ず発生するわけではない上に、フリーズから自動的に復帰できる場合、PCの再起動が必要な場合など、相性が悪い個体だった場合には結構ストレスになります。
おすすめのモデル:AMD Ryzen 5 、 Ryzen 7という表記になっているもの。
メモリー
大学での一般的な利用方法では8GBでも十分かと思います。
しかし、youtube見ながら、他にも複数のウインドウやタブを開いて作業する様な使い方をすると、8GBでは不足気味です。
余裕があれば、16GBにしておきたいところです。
SSD
大学での一般的な利用方法では256GBでも大丈夫かと思います。
不足したらUSB接続の外付HDD、外付けSSDで拡張可能です。
余裕があれば、512GBにしても良いかと思います。
画面サイズ
大学へ持ち運びを考慮した場合、13インチ程度の軽量薄型モデルが良いかもしれませんが、
小型・軽量・薄型は技術料も加味されて高価になりがちです。
14インチでも13インチとそれほど重さは変わらない上に価格も安めです。
15インチになると、持ち運びするには大きすぎますが、テンキーが付くことが多いので、入力のしやすさは上がります。
大学での利用を考えると14インチが良いかと思います。
マイクロソフトオフィス
大学で必要なのはワード、エクセル、パワーポイント位だと思います。
Microsoft office 365というサブスクで1,284円/月額で利用できます。
学生の場合「アカデミック版(学生版)」という買い切りバージョンのものが通常価格の半額程度で購入できます。
アカデミック版の場合、購入方法が少し特殊です。
Amazonの学生向けサービス「Prime Student」に登録することで、学生であることが証明でき、
こちらの「アカデミック版」が割引価格で購入できます。(パッケージ版、オンラインコード版で価格が違います。)
※Prime Studentは、学生に限り、通常の半額でAmazonプライム会員とほぼ同じサービスが受けられるサービスです。現在は6ヶ月無料、その後月額250円、または年額2,480円になります。
おすすめのノートPC
次に、具体的にどのノートPCが良いか紹介しますが、現在のコロナ禍で、世界的に「部品不足」になっており、ほしいスペックにカスタマイズした場合、納期がだいぶ先になる or いつ納品されるかわからないといった状況になるため、即納モデルを探す方が良いと思います。
Lenovo(レノボ)
こちらの商品はofficeは付属しませんが、最低限のスペックを満たしつつ即納モデルとなっています。
CPU:AMD Ryzen™ 5 4500U
メモリ:8GB
SSD:256GB
画面サイズ:14インチ
オフィス:なし
価格:62,480円
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現在、lenovoでは年度末セールが開催されており、上記の様なおすすめPCが短納期で多数販売されています。
年度末セールページへ
日本HP(ヒューレット・パッカード)
HPでも即納モデルがあります。5営業日で届くようです。
【HP 14s-fq1034AU C3】
CPU:AMD Ryzen™ 5 5500U
メモリ:8GB
SSD:256GB
画面サイズ:14インチ
オフィス:なし
価格:70,800円
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日本HPでも短納期モデルを集めたページがあります。
短納期モデルページ
DELL(デル)
DELLでも短納期モデルが選べます。
【Inspiron 14 AMD】
CPU:AMD Ryzen™ 5 5500U
メモリ:8GB
SSD:256GB
画面サイズ:14インチ
オフィス:なし
価格:64,434円
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他の短納期モデルも多数あります。
短納期モデルページヘ
上に紹介した3つの中では、このDELLのPCが安くて一番性能も良いです。