使用環境
まずは私のネット利用環境を紹介します。
回線種類2:IPv4
プロバイダ:OCN
旧環境の紹介とAX50購入理由
旧環境は以下の通りです。
常時接続数:6~8台(プリンタ等も含みます)
回線速度:100Mbps~200Mbps(fast.com計測)
Ping応答速度:15ms
tp-linkのArcher AX50の使用感
常時接続数:6~8台(プリンタ等も含みます)
回線速度:100Mbps~220Mbps(fast.com計測)
Ping応答速度:12ms
設定のしやすさ
非常に簡単です。
PCからブラウザで、192.168.0.1または192.168.1.1にアクセスし、
設定画面を開きPPPoE接続するだけです。
初期設定での動作
非常に遅いです。
Ping応答速度は40以上ですし、速度も100Mbps以下でした。
AX50で速度が出ないときに確認する事・やった事
2.IPv6の設定をオフにする
3.エアタイムフェアネス機能をONにする
1.ファームウェアのアップデート
ブラウザから設定画面に入り、オンラインアップグレードを実行しました。
設定画面の「基本」設定では項目が出てこないので、詳細設定モードを選ぶ必要があります。
2.IPv6の設定をオフにする
ブラウザから設定画面に入り、IPv6をオフにします。
こちらも設定画面の「基本」設定では項目が出てこないので、詳細設定モードを選ぶ必要があります。
3.エアタイムフェアネス機能をONにする
ブラウザから設定画面に入り、利用している周波数帯の設定でエアタイムフェアネス機能にチェックを入れてONにします。
(2.4Ghz、5GhzそれぞれにON・OFFがあります)
エアタイムフェアネス機能の技術的な詳細については他のサイトなどを参考にして下さい。
こちらも設定画面の「基本」設定では項目が出てこないので、詳細設定モードを選ぶ必要があります。
上記の3つの設定をすることで、旧環境のWG2600HPと同程度の速度は出ましたが・・・。
Archer AX50の微妙な点
wi-fi6対応機器でも速度が思ったほど出ない
ONUの種類や、マンションタイプの回線ということで制限はあると思いますが、
wi-fi6対応の新しいノートパソコンと以前から使っていたwi-fi5のノートパソコンの場合でも、
MAX 200Mbps程度で変化がありません。
Ping応答速度が安定しない
これはスマホのFPSゲームをやるとよく分かるのですが、WG2600HPは常時15msあたりで安定しており、夜などの混雑した状況で、はっきりと回線重いなぁとわかる時で50msほどでした。
これが、AX50の場合、調子がいいときは12ms程度ですが、常に12~45msあたりで変化しており、30~40ms程度を表示している時が圧倒的に多いです。
Windows10やPS4のスリープ復帰後に自動接続しない場合がある
スリープ復帰後の自動接続や、スリープ中に回線接続を維持するというWindows側の設定は全てしてあるにも関わらず、
新しいノートパソコン、以前から使っていたノートパソコンも再接続しない場合があります。
PS4もスタンバイからの復帰後の再接続に失敗することが多いため、少し待ってからwi-fiの設定確認をして接続処理をしてあげる必要があります。
WG2600HPの調子が良かったときは、このような事はありませんでした。
同時接続での安定が感じられない
私はパソコンを2台、スマホ1台、タブレット1台、プリンター2台を常時接続し、場合によってはPS4などのゲーム機が接続されるという感じですが、WG2600HPと比較し、何ら変化は感じません。
家族が多くて、もっと同時接続数が多い場合は恩恵を感じられるかもしれないですね。
まとめ
wi-fi6対応のAX50を購入してみましたが、私の利用環境ではちょっと微妙な結果になりました。
個人的にはもうちょっとwi-fi6がこなれて来てからNECのものに買い替えたいですね。
tp-linkはコスパは良いので、古いルータからの買い替えや、家族での利用など同時接続する機器が増えてきている方には良いかもしれませんね!